
顔認証システムFaceID F910とは
最大の特長は、コンパクトな機器ひとつで顔認証システムが実現できる点です。顔認証システムはすでに組み込まれており、簡単な設定をするだけで、顔の登録及び認証を行うことが可能です。
顔認証で必要な行動は、FaceID F910に顔を向けること。認証に掛かる時間は、1秒以内です。出退勤の打刻に利用する場合、勤怠システムを立ち上げる時間を削減できます。また、パソコンなど機器の接続は不要です。
FaceID F910とは、手軽に、リーズナブルに導入可能な、顔認証システムです。
顔認証システムとは
顔認証システムは、顔のユニークな特徴を検知してID認識をする生体認証技術です。持ち運びが不要で、紛失の心配がなく、利便性と安全性が高い技術です。
顔認証のアルゴリズムは、指紋認証のアルゴリズムより10倍以上複雑です。
FaceID F910の特長(指紋認証システムとの比較)
衛生的
認識方法は、ただFaceID F910端末を覗き込むだけです。指紋認証のような機器の接触はなく、衛生的です。
正確で素早い認証
FaceID F910は、顔認証技術のアルゴリズム「デュアル センサー®V2.0」を搭載。指紋認証よりも多くの特徴点のマッチングを必要とし、誤認率は、0.0001%でした。1,400人の認証試験では、1秒以内の認識スピードが記録されました。
顔認証は60点以上もの特徴点をマッチングさせる必要があるのに対し、指紋認証は20点ほどです。顔認証はより高い正確性が確認されています。
利便性
鍵やRFIDカードなどの携帯は不要です。紛失や貸し借りによる不正使用を防止できます。また、パスワードの入力も必要なく、操作は非常にシンプルで利便性が高いシステムです。
安全性
指紋認識技術は、寒さ、湿気、落屑などの理由により5%ほどの確率で認識されない場合があります。カメラでキャプチャした写真は、安全対策として記録を残すことができますが、指紋認証では有事の際に記録を辿ることができません。
使い易さ
FaceID F910は、屋内仕様です。天気や、使用環境に左右されることなく、誰にでも顔認証技術の利用が可能です。
導入
設置
FaceID F910の設置位置は、窓やドア、ライトから2mほど離し、直射日光も避けてください。床からFaceID F910のカメラの距離は、1.15~1.2mが最適です。
認証時の注意点
顔認証に要する時間は、1秒以内です。帽子などで顔を隠す、サングラスをかける、表情を大きく変える、目をつむるようなことは控えてください。
認証は、眉毛から唇までの間の特長点を捉えて行われます。
ユーザの動作
ユーザは少し顔を下に向け、FaceID F910上のスクリーンに自分の顔が映し出されていることを確認してください。カメラとの距離は、30~80cmが適切です。顔を左右上下に動かすと、FaceID F910がより多くの顔の特長点を捉え、より正確で素早く信頼性の高い認証を行うことができます。
メガネをかけているユーザは、メガネをかけた顔をカメラに向け、次いでメガネをはずした顔も向けると、認証時間を短縮できます。
製品の特長
顔認証、入退室管理、FaceID、F910、Hanvon社製、衛生的