インターメック(Intermec by Honeywell)社製ハンディターミナルやプリンタの設定や管理を簡単に行うことができる、端末管理ソフトウェアです。
システム全体の工数やコストを最小限にする、端末管理用ソフトウェアです。プロビジョニング(OSやアプリケーションのインストール・アップグレード、バックアップファイル生成、端末設定等)や端末管理(リモート モニター、端末の状態チェック等)を、Intermec社製端末と接続したPCにて簡単に行うことができます。
SmartSystems Foundationを使って、下記のような作業を実現できます。
SmartSystems機能 Provisioning Bundle
SmartSystems Foundationは、サーバーとなるPCと端末にインストールされ機能します。それぞれ、下記のようなコンポーネントから成っています。
サーバー(PCにインストールするSmartSystems Foundation)
■SmartSystems Console:全てのサーバー機能及び特徴用のユーザー インターフェース
■SmartSystems Services:Core Messaging Server(メッセージ サーバー)、License Manager Server(ライセンス管理サーバー)、System Monitor Service(システム モニター サービス)、Universal Upgrade Server(アップグレード サーバー)
■ SmartSystems Client:インターメック(Intermec by Honeywell)社製端末(コンピュータ、プリンター)に工場出荷時よりプリ インストールされています。
SmartSystems FoundationをインストールするPCに必要な条件は、下記の通りです。
端末とSmartSystemsの接続方法は、下記の2通りあります。
■ ステージング:端末導入のための準備として、端末が届く前にサーバー側で行うことができる機能です。
■ プロビジョニング:端末導入時に使う機能です。
■ マネジメント:作業者の生産性を上げる為の機能です。
*Intermec Settings:インターメック(Intermec by Honeywell)社製端末内にて、ネットワークやバーコード読取りなどの各種設定を行う場所の名称です。
■ ScanNGo:端末のネットワーク接続、http/ ftpサイトからのソフトウェア パッケージのダウンロードを可能とする設定用バーコードを生成する機能です。
■ Software Bundle Wizard:アプリケーションやソフトウェアをひとつのパッケージにまとめる機能です。端末へのインストール作業を最小化します。
■ Provisioning Bundle:OSアップグレード、SSPB Bundle(SmartSystems Platform Bundle)、ソフトウェアBundle、バックアップ設定Bundle、エクスポート ライセンスBundle、個々のファイルをパッケージ化したファイルを生成し、複数端末に同じ設定を施すことができます。
ScanNGoの詳細は、こちらをご覧ください。 >> SmartSystems機能 ScanNGo
Software Bundle Wizardの詳細は、こちらをご覧ください。>> SmartSystems機能 Software Bundle Wizard
Basic Features(無償) | SmartSystems Management(有償) | |
機能 | 全ての端末にプリインストールされています。 | ライセンス購入で利用可能となる機能です。70シリーズ、CK3R/X、CV61用。 |
*Intermec Settings(1台) | ● | ● |
*OSアップグレード(1台) | ● | ● |
*ソフトウェア ライセンス管理 | ● | ● |
*ソフトウェア アップデート(1台) | ● | ● |
資産管理(*モバイル コンピュータ) | ● | ● |
資産管理(*モバイル プリンター、ドック、スナップオン、その他周辺機器) | ● | ● |
*リモート監視(1台) | ● | ● |
**ScanNGo プロビジョニング(WiFi/ WWAN経由、ライセンス有効) | ● | ● |
OSアップデート | ● | ● |
ワンステップ プロビジョニング(*複数台) | ● | |
自動OS/ ソフトウェア/ 設定アップグレード&アップデート(*複数台) | ● | |
*端末状態表示 | ● | |
*レポート | ● |
*Intermec社製端末でSmartSystems Consoleを使う場合に有効。
**ScanNGoの機能である設定バーコードの生成には、SmartSystems Consoleが必要。
下記は、モバイル コンピュータのOSをアップグレードする場合の手順です。