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ニュージーランド キウイフルーツ産業におけるIntermec社製スマートプリンター

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ラベル プリンタ PM4iの活用事例

ニュージーランド キウイフルーツ産業にてインターメック(Intermec by Honeywell)社製スマートプリンターが新たなラべリング要件をシームレスに統合

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ニュージーランド キウイフルーツ産業においてインターメック(Intermec by Honeywell)社製スマートプリンターが新たなラべリング要件をシームレスに統合

ラベル プリンタ PM4iニュージーランドのキウイフルーツ産業は、上質で新鮮なフルーツを一貫したタイムリーな配送で輸出しています。ヨーロッパはニュージーランド産キウイフルーツにとって重要な市場の一つで、毎年9000万箱以上が輸出されています。キウイフルーツは2007年12月までの1年間、果物・ナッツ類の輸出のうちの60.6%、全園芸輸出品の27.3%を占め、ニュージーランドにとって常に重要な輸出品です。
ニュージーランド国内・海外のキウイフルーツ市場には、複雑な物流サービス網で商品を提供しています。取引量の増加や消費者の食品安全ガイドラインに対する関心の高まりとともに、キウイフルーツのサプライチェーンは、ニュージーランドのキウイフルーツ産業市場における競争力を確保するという、物流の大きな課題があります。

2001年にヨーロッパの顧客は早くも生鮮食品の物流とトレーサビリティに着目し、正確な在庫追跡やサプライチェーンのデータを確実かつ迅速に把握するために、箱へGS1 UCC.EAN-128バーコードを添付することを要求しました。
キウイフルーツのカートンへのラベル付けは、2005年にヨーロッパ食品安全基準で生鮮食品の追跡性が輸入基準になると発表された際に、GS1*規格を満たすために義務化されました。(GS1=サプライチェーン用の規格で、国際規格と設計・策定する国際組織。)

ニュージーランドのキウイフルーツ業界のオペレーターは、カートンとパレットをトラッキングするために、ハイレベルなトレーサビリティを保証できるようにしなければなりませんでした。
またラベルの表示義務は、品質向上プロセスへの投資をを上回る利益をもたらしました。

スピード&効率化したシステムの調査

ニュージーランドキウイフルーツの箱詰め倉庫や冷温貯蔵庫では、欧州食品安全基準に対応するための表示ラベルに統合するという課題に直面しました。
Istariシステム社は、製品のラべリングとトレーサビリティを専門とするサプライ・チェーン・マネジメント会社で、果樹園から最終的には顧客の手に渡るまでの間の果物の完全なトレーサビリティを管理するために設立され、国内のキウイフルーツ業界専用のソリューション提供力に定評があります。
正確なトレーサビリティを実現させるため、キウイフルーツの輸送用カートンに識別子のラベルを添付するための成功のカギは、ラベルをリクエストしてから印刷されるまでのスピードで決まります。

Istariシステム社は、インターメック(Intermec by Honeywell)社のサーマルプリンタ技術をベースにシステムを開発しました。PM4iはLCDとキーパッドを内蔵し、高度なFingerprintのプログラミング言語に対応しており、今回の要件に対して理想的なハードウェアソリューションでした。
Istari社のカスタムソフトウェアとインターメック(Intermec by Honeywell)のパートナーシップにより、ラベルのオンデマンド印刷を可能にしました。
またオンデマンド印刷が可能になったことにより、オペレーターエラーやラベルストックをプレ印刷は不要となり、潜在的な損失も防ぎました。
Istari社は、シリアル・USB・イーサネットなどのインターフェースに対応しているPM4iを選択しました。
PM4iはスマートプリンターとして、スキャナー・重量計・他のプリンタなどの周辺機器の制御が可能なため、ホストPCを設置する必要がありません。
PM4iがハイレベルなFingerprintプログラム言語とイーサネットインターフェースに対応していることにより、Istari社はシステムビジョンを実現するパワーを得ました。

PM4iはまたリモートアクセスにより、サイトへ訪問することなくラベルテンプレートやOSソフトウェアの変更が簡単にできるようになりました。
キウイフルーツの出荷最盛期には、倉庫は3交代制で稼働しているため、このレスポンスの良さはIstari社にとって非常に価値ある機能でした。なぜならIstari社の競合他社のアプリケーションは、この要件に適合させることもエミュレートすることもできなかったからです。
Kerifresh社のPost Harvest ManagerであるSue Willetts氏は以下の通りに述べています。

「Istari社のGS1 EANラべリングシステムはインターメック(Intermec by Honeywell)社のPM4iのハードウェアをベースにしていて、Kerifreshでの倉庫作業で有益であることが証明されています。
Istari社によるカスタムラベルや動作を簡単に追加できる機能は、私たちの業務にとって非常に重要なものとなっています。
また、そのラべリングシステムは正確さやスピードが保証されていて、非常に安定した動作環境を維持できました。
これらの特徴は、当社の箱詰め倉庫における円滑なオペレーションに貢献し、輸出果物に対する法的義務の遵守を確実にしています」。

簡単なラベリング

インターメック(Intermec by Honeywell)社とIstari社から導入された新しいシステムは、全てのレベルで簡単そしてシンプルに操作できるよう設計されているため、集中トレーニングを必要としません。多くの現場担当者が様々な段階でその技術を使用する必要があることを考えれば、ニュージーランドのキウイフルーツ産業にとってトレーニングをせずに使用できるという点は不可欠です。
Istariシステム社社長のTorn Lawton氏は以下のように述べています。

「当社が導入したソリューションはシンプルで効率的なため、集中的なトレーニングもハイレベルなトレーニングも必要ありません。そのシステムは、スタッフが2交代制や3交代制のシフト体制で業務を行う現場で使用されていて、使い勝手の良さが最も重要であることを意味します。
Istariシステム社は、2005年からインターメック(Intermec by Honeywell)社製PM4i プリンターを600台以上ニュージランドのキウイフルーツ産業へ提供しています。キウイフルーツ産業では、インターメック(Intermec by Honeywell)社とIstari社システムの柔軟性と高度なプログラム対応力がより認知されるようになり、競合他社のラべリングシステムからのリプレース候補となっています」。

Trevelyan’s Pack and Cool社のJames Trevelyan氏は以下のように述べています。

「当社は2005年に初めてIstari社のGS1 EAN Labeling Systemを導入して以来、出荷倉庫の成長と拡大に合わせ、さらにインターメック(Intermec by Honeywell)社製プリンター54台を導入しました。Istari社のシステムは、キウイフルーツの箱詰め倉庫における高速で困難な操作環境で何度も実証された信頼性があり、私たちはこのソリューションの信頼性・柔軟性・スピード性を高く評価しています」。

キウイフルーツのサプライチェーンのプロセス改善は、ニュージーランドキウイフルーツ業界のサプライヤーにとって、ヨーロッパのラべリング要件を満たすと同時に業界自体の発展をもたらしました。Istari社はキウイフルーツ市場で得た知識やインターメック(Intermec by Honeywell)社サーマルプリンタ技術に対応するユニークな機能をベースとし、顧客の要望に応じ、ラベルのオンデマンド印刷を可能なアプリケーションを他産業で活用することを計画しています。

※この導入事例は、インターメック(Intermec by Honeywell)海外代理店(http://www.intermec.com/)による事例です。

弊社導入事例ではございません。

事例原文:http://www.intermec.com/learning/content_library/case_studies/csNZKiwi.aspx

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