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IntermecハードウェアによるPuma社スカンジナビア中央倉庫の業務効率化

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【ハンディターミナルの活用事例】

インターメックハードウェアによるPuma社スカンジナビア中央倉庫の業務効率化

インターメック(Intermec by Honeywell)ハードウェアによる
Puma社スカンジナビア中央倉庫の業務効率化

ハンディコンピュータ 70シリーズインターメック(Intermec by Honeywell)社製のハンディターミナルが、Puma社スカンジナビア中央倉庫の作業効率化を実現しています。Puma社は世界有数のスポーツブランドの1つで、スカンジナビア中央倉庫は、紙ベースから自動化へと倉庫管理プロセスを効率化をすすめるなかで、インターメック(Intermec by Honeywell)社製のハンディターミナルが重要な役割を果たしました。その結果、今日では配送業務の正確性が改善されました。

Puma社のスカンジナビア中央倉庫は、スウェーデン南部のヘルシンボリに位置します。18,000以上のスポーツ用品が12000㎡の敷地に保管され、70人ほどの従業員が2交代制シフトで1日約30,000個のアイテムを発送しています。これらのアイテムはスウェーデン・ノルウェー・フィンランド・バルト三国の小売店へ直接出荷されます。
短期間で保管アイテムが増え、それにともない倉庫も大きくなっています。実際に総売上高はたった6年で2億SEK(*1)から10億SEKに増加しました。

(*1) SEK=Sweden Krona 1SEK=11円(2011年12月時点)

倉庫管理は2年前まで紙ベースによるシステムで運用されていました。仕入れ・バッファ・ピッキングの間の同期がきちんと取れていなかったため、誤配送が多く苦情が増えていました。
このような苦情に対処する組織がなかったことは、顧客サービスから返品受付窓口・経営陣に至る企業内すべての部門にとってマイナスインパクトを与えました。
Puma社の新しい倉庫管理システムは自動化されました。入庫商品のピッキングや配送・棚卸にはバーコードとハンディターミナルを使用し、中央サーバーを経由する無線ネットワークによって同期しています。ペーパーレスシステムへの切り替えは、全ての社員にとって有益でした。今日では配送の正確さは99%になりました。

最新ソリューションの必要性

ハンディターミナルCN32006年スカンジナビア中央倉庫に対し、紙ベースのフローを削減し倉庫管理システムの効率化を進めるよう社内で指示がでました。実行責任者たちは、利用しやすく信頼性の高いソリューションが必要であるとすぐに考えました。

Puma社北欧・バルト三国のコミュニケーション・セキュリティ担当マネージャーのJorgen Larsson氏は以下のように述べています。

「なるべく柔軟に対応できる事を第1に考え、セキュリティを重視し必要以上に複雑にしたくありませんでした。シスコ認定ソリューションを軸に運用することで我々のニーズは満たされ、当社のハードウェアサプライヤーのData Fangst社と協力することになったのです」。

多くのサプライヤーがソリューション紹介のために招かれましたが、必要条件がコンパクトで実用的なハンディターミナルであるとわかると、ほとんどのサプライヤーは大きく使いにくいという理由で脱落していきました。しかしData Fangstは、インターメック(Intermec by Honeywell)社とのパートナーシップにより、コンパクトでCisco-compatibleに適合したCN3を提供できたのです。現在では45台のCN3が、早朝5:30から深夜まで、申し分なく稼働しています。

Data Fangst社CEOでセールス部長でもあるUlf Jerlebo,Vice氏は以下のように述べています。

「インターメック(Intermec by Honeywell)社のハンディターミナルが選ばれた理由は、経験からインターメック(Intermec by Honeywell)社製品の品質が優れているとわかっていたからです。我々のコラボレーションは常に信頼があり積極的です」。

監視システム

ハンディターミナルCK3CN3をPuma社の倉庫に導入してから多くの利点がありました。導入から1週間後には、苦情件数が減少し誤配送も非常に少なくなり、同時にそれらの対応に追われていた時間も削減されました。

Jorgen Larsson氏は以下のようにも述べています。

「我々は以前とはまったく異なる方法で、入庫・出庫の配送業務を体系化できます。事前計画やスケジュールはこの業界ではとても重要です。店舗の収納スペースには限度があるため、ニーズに合った配送ができなければなりません。配送は早すぎても遅すぎてもだめなのです」。

Puma社はアルバイトスタッフの割合が多く、自動化されたシステムは資産です。Puma社のスタッフが効率よく働くには、倉庫に精通し、深い知識を持つ必要はありません。CN3は自動的に正しい棚IDを認識し、スキャンした品物が注文と合っているか確認します。それによってベテランスタッフの作業がより効率的になりました。

インターメック(Intermec by Honeywell)社スカンジナビア地方担当のFredrik Lindqvist氏は以下のように述べています。

「インターメック(Intermec by Honeywell)社のCN3は驚くほど柔軟に、そしていとも簡単にデザインの対応ができるため、商品の入出庫が多い倉庫環境では非常に使い勝手がよいのです」。

システムは常にすべての商品について、ピッキング可能な商品があるかチェックしています。もしチェックが行われて商品がない場合は、ただちに補充倉庫からトラックへ送られます。以前は商品補充の際は、ピッキング担当者がトラックドライバーへ連絡しなければなりませんでした。その方法だとスタッフは、商品の到着をただ座って待つことがしばしばありました。

JorgenLarsson氏は以下のように述べています。

「システム導入前と導入後では雲泥の差があります。全ての業務時間を効率的に使えるようになりました。例えば以前、スタッフは時間をかけてすべての商品番号を書きとめていました。今日では端末で全てのデータを取りまとめるだけでなく、そのデータの保存も行っています」。

倉庫のまわりにはシスコ社のアクセスポイントが17個設置されています。アクセスポイントは中央サーバーへ接続されていて、倉庫スタッフはハンディターミナルのウェブ画面から確認可能です。
無線によって中央サーバーからオーダーが出され、担当者は各ハンディターミナルでオーダー情報を受け取ります。オーダー表が長い場合は自動的に2~3名のピッカーに振り分けられ、最終的には情報を同期します。

スタッフも開発に携わる

現在Puma社のスタッフはサインインしてハンディターミナルを使用していて、そうすることで機器に対する修理やメンテナンスに責任を持つようになりました。その結果、スタッフはとても丁寧に機器を取り扱うようになりました。
さらにスタッフは積極的に機器のアプリケーション・オプション・ボタンの開発に携わり、彼らのニーズに合わせて形づくられています。’商品確認’ボタンはこの代表的な例です。

JorgenLarsson氏は以下のように述べています。

「以前は商品が床に落ちていても、スタッフが拾って誤った棚に戻す恐れがあったためそのままになっていました。
しかし’商品確認’ボタンのおかげでこの問題は解消しました。現在はスタッフがハンディターミナルで商品をスキャンすると、倉庫内の正しいロケーションがハンディに表示されるので、スタッフは適切な場所に商品を戻すことができるのです」。

Puma社はシステムのさらなる向上に期待しています。それはIP電話を使用しアクセスポイント経由で呼び出しを行うことで、次の開発へのステップになります。現状ではすべてのスタッフが倉庫管理システムとシステムの将来性にとても満足しています。紙ベースの業務は最小限になり、ピッキングエラーも生じていないため、顧客・スタッフ両方にとってよろこばしいことです。

※この導入事例は、インターメック(Intermec by Honeywell)海外代理店(http://www.intermec.com/)による事例です。

弊社導入事例ではございません。

事例原文:http://www.intermec.com/learning/content_library/case_studies/csPuma.aspx

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