製品概要
OCRとは
OCR(Optical Character Readerの略)とは、文字を読み取り、あらかじめ記憶させていた文字と照合(文字認識)し、データ入力を行う機能です。
ワン アクションでの文字データ入力
賞味期限や、伝票番号、運転免許証・パスポートなどのID番号といった文字列の入力は、ハンディターミナルのキーや音声認識による入力が主流です。OCRを用いることで、スキャンニングのみのワン アクションで文字のデータ入力が可能になります。
作業時間の削減
ハンディターミナル、音声認識システム、OCR対応ハンディターミナル+音声認識システムを用いた作業を比較してみると(例:賞味期限の入力)、文字入力がスキャンニングのみであることから、作業時間の削減につながることが分かります。
高い文字認識率
あらかじめ認識させる文字列の桁数や文字の種類のパターンを設定することで、文字認識率を上げています。音声認識システムでも、同様の手法を取っています。
例えば、認識させたい文字列のパターンが「abcde-123」の場合、設定を「アルファベット5文字」+「ハイフン」+「数字3桁」とします。パターンに合致するデータが入力されることで、システム側がデータ入力の完了のタイミングを認識でき、時間の短縮に繋がります。また、パターンとは異なる文字列が入力された場合、即座にエラー表示を行うことも可能です。
認識フォントの種類が豊富
他のOCRと比べ、文字認識できるフォントの種類が22種類と豊富です。
フォント名:OCR-A、OCR-B、MSゴシック、MS明朝、MSPゴシック、MSP明朝、Arial、メイリオ、Consolas、MS UI Gothic、Meiryo UI、Century、Century Gothic、PUD、HG丸ゴシックM-PRO、HGS行書体、Dotum、Batang、DFKai-SB、ファーリントン7B(数字)、ゴシック3/16(数字)JIS OCR-L(数字)。